誕生秘話

誕生秘話

米国FDAが大豆たんぱくの
健康表示を承認

きっかけは1999年にアメリカで起こった大豆ブームでした。米国食品医薬品局(FDA)の発表から大豆の健康効果に注目が集まる中、日本でも大豆を摂取したいというニーズが高まり、大塚食品でも、いちはやく大豆製品の開発に着手しました。

手軽に大豆の栄養を。
着目したのは“おから”

大豆には煮豆や納豆などさまざまな加工食品がありますが、それらを調理したり、食べるのには手間がかかってしまいます。そこで、飲料であれば忙しい毎日の中でも、とても手軽に大豆の栄養を摂取できると考えました。
着目したのは、“おから”。これまでの豆乳では、大豆を絞った後に残る“おから”は取り除かれていました。しかし“おから”は大豆たんぱく食物繊維が豊富に含まれている、栄養の優等生。これを取り除くのはもったいないと日本ではじめて、大塚食品で、“おから”を取り除かない【まるごと大豆飲料】の開発が進められました。

“おから”を取り除かない【まるごと大豆飲料】

※大豆粉を使用(うす皮は除いています)

毎日飲んでいただきたいから
こそ、飲みやすさも追求

当時、豆乳はその独特な青臭さや豆臭い風味から、消費者に敬遠されがちでした。
これは大豆をすり潰した時、大豆中のリポキシゲナーゼという酵素が大豆油の一種であるリノール酸を酸化させることで発生してしまう匂いでした。スゴイダイズは、その問題を独自の脱臭技術により解消し、青臭い風味をほとんど発生させないことを可能にしています。
まるで豆腐のような味わい!は、この技術により生まれました。

また、大豆をまるごと使用するのにも一苦労。というのも、大豆には豊富な食物繊維、不溶性のたんぱく質が含まれるため、飲料にするとのど越しが悪く、ザラザラ感が残ってしまいます。そこで検討を重ねた結果、大豆を微粉砕にし(うす皮を除く)、水に溶解した後の大塚独自の技術(マイクロクリーミー製法®)でこの問題をクリア。普通の豆乳であれば取り除かれている“おから”由来の食物繊維やたんぱく質が含まれているにもかかわらず、とても濃厚でなめらかな口当たりを実現しました。

このような研究開発を重ね、2002年10月にスゴイダイズの販売がようやくスタートしました。

製品名もパッケージも、
スゴイインパクト

スゴイダイズは、開発のきっかけにもなった「大豆にはいろいろな健康効果があってスゴイ!」というストレートな思いを製品名に。濃厚さや、大豆まるごとという特長など、いろいろな面でインパクトがあることを太い字体と製品名で表現しました。

スゴイインパクト

※大豆粉を使用(うす皮は除いています)

SDGsにも貢献、ヘルシーで
環境にやさしい飲料

一般的な豆乳は繊維質などを取り除いて製造されるのに対し、スゴイダイズは大塚独自の技術(マイクロクリーミー製法®)で搾りかすを出さずにまるごと飲料にするので、環境にやさしい飲料です。

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